ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件
第17話 サラツー脱走 Cパート
「なるほど、ミッションディスク方式というのは便利なものですね」
感心するブライト。
専用機運用か否か。
その議論をするうえで「ならドラケンE改の場合は?」と参考のためにミヤビから聞いた、ソフトウェアにより疑似的に専用機運用を再現するミッションディスクの合理性に驚いたのだ。
ミヤビはうなずいて、
「そうね、組織論から言うと仕事の属人化は運用の問題が出るから好ましくない」
特定の人間にしかできない仕事などがあると、人員の弾力的運用ができないのだ。
傷病による業務の遅滞……
異動や昇進をさせたくても動かすことができない、など組織だけでなく個人にとっても為にならないこともある。
「でも個人から見ると、専属的に仕事を行った方が成果を最大化できる」
つまり、
「人員を安定して弾力的に運用したい、というブライトさんは全体最適で見ている。一方、現場で生死をかけて戦っているアムロたちパイロットからすると、少しでも生存率を上げるため専用機的運用がしたい、部分最適を追求したくなるわけね」
その両方を満たすのがミッションディスク方式だったが……
残念ながらRXシリーズはドラケンE改と同じくサポートAI『サラシリーズ』を採用してはいるものの、ミッションディスクは使われてはいない。
「なら答えは出ていますよね、ミヤビさん。部分最適より全体最適だ」
ブライトはそう主張するが、
「それがそうとも言い切れなくて……」
ミヤビの歯切れは悪い。
「このホワイトベースのように小人数の組織だと個人が持つ力の影響力が極めて重大な物になるわ。そして少年兵ばかりのホワイトベースでは、皆を満足のいくレベルまで育てている余裕も無い」
「それは……」
「それに得意技と不得意技とでは一説によると5倍から10倍の能率の差異があると言われているわ。どんなバスケットボールの達人でも、サッカー選手にはサッカーではかなわないでしょう。仕事でも同じよ」
まぁ、同じはずなのだが、何故か仕事の場合は誰もがオールマイティーに何でもできるはずと期待され、努力すればできる、できないのは努力しないからと思われるのが社会一般の認識だったりする。
それゆえに非効率や歪みが生じるのだが……
「それで…… 残念なことにRXシリーズってかなり人に依存するマシンなのよ」
「何ですって?」
「どうしてドラケンE改がミッションディスクで個人ごとに設定が切り替えられるのかというと、一番大きな問題が、サラとの相性問題なの」
『私ですか?』
不思議そうにサラは言う。
「サポートAIであるサラはパイロットの言葉や所作から意思を推測して、その操作を補足する機能を持つわ。要するにパイロットの考えや、やりたいことを察してフォローしてくれるわけ。この機能はパイロットの挙動をサンプリングすることでより精度を増し、技量の高くないパイロットにも熟練者の操縦を可能とするんだけど」
つまり、
「正規のユーザーであるマスターと、そうでないゲストユーザーでは、その能力に最大3倍もの開きが出るの」
「3倍!?」
「だからこそ、ユーザー毎に自分のパートナーであるサラが必要だったのよ」
ユーザーの数だけサラが要るし、実際に居るということ。
無論、サラのAIプログラム自体は共通で、マンガ、そしてアニメ作品である『攻殻機動隊』シリーズに登場する思考戦車、フチコマ、タチコマたちのように、サラたちはヤシマ重工の管理サーバにアクセスするたびにデータリンクし経験を積んで成長したAIプログラムを統合、共有するため各AIは均質化され個体差は無くなる。
しかし彼女たちの人格に大きな影響を持つ『マスターとのプライベートな記憶』はユーザー毎のものであり(プライバシーや個人情報保護のため当たり前)、ユーザーとの絆もまた個々のサラのものである。
「ところがこの特性が分かっていなかったのか、試作機ゆえに複数のテストパイロットによる比較検証が必要だったためあえてそうしたのか、RXシリーズの教育型コンピュータにはミッションディスク方式は採用されていないわ。だからサポートAIの切り替えもできない」
しかもRXシリーズは軍事機密の塊であり、その核心に触れている彼女たちの記憶はすべて軍事機密扱いであり、絶対に外には持ち出せないものだ。
だから彼女たちサラシリーズの記憶は、すべてが彼女たちそれぞれが個別にしか持ちえないオンリーワンのもの。
そして機密の塊であるRXシリーズにインストールされた彼女たちの記憶、経験はとても限定されたものだった。
開発者、技師などの作り手と、乗り手であるパイロット。
彼女らの交友範囲はとても狭く限られており、だからこそ一番深く付き合うことになり命を、運命を共にするパイロット、自分の主人『マスター』となる人物に大きく影響を受け、依存しやすくなってしまう。
大元の存在であるサラ以上にパイロットとの相性問題が出やすくなっているということだった。
「それは、つまり……」
サラツーはアムロを。
サラスリーはカイとセイラを。
サラシックスはリュウを。
サラナインはハヤトを。
彼らをマスターとして認識してしまった以上、彼女たちサラシリーズはそれ以外のパイロットが乗った場合、パフォーマンスが著しく低下するということ。
(まさかファティマの相性問題が現実に再現されてしまうなんて!)
内心、悲鳴を上げるミヤビ。
マンガ『ファイブスター物語』に登場する、パイロットである騎士をサポートする人型有機コンピューター『ファティマ』は特定の騎士をパートナーとした場合に能力が上がる。
そして最も相性の良い騎士を生涯のパートナーとすることでケタ違いの力を発揮することが分かり、以降ファティマは自分の主を選ぶ権利を得ていた。
それと似た問題が、RXシリーズにも発生しているわけである。
ロボットアニメでは『機甲戦記ドラグナー』のように民間人の主人公が主役ロボットに認証登録されてしまったために、以降、彼らしか動かせなくなる…… というのはありがちな流れではあるのだが、現実にやられたら運用する側はたまったものではなかった。
「あれっ、でも前回、僕がガンタンクに乗った時にはそんなに悪い感じじゃありませんでしたが」
戸惑いがちに声を上げるのはアムロ。
「そうね、心理的なものもあるから」
「心理的、ですか?」
「ガンタンクは複座だから、元々複数のパイロットを受け入れる環境にサラスリーが慣れていたこと、正規のマスターであるカイも同乗していたこと。そして姉であるサラツーから、アムロがいかに良いマスターでありパイロットであり人格的にも信頼できるのかを常日頃からデータ込みで聞かされ続けていたこと」
「ええっ?」
「まぁ、いつも姉がおのろけを聞かせていた相手である恋人…… と言うより婚約している身元確かな男性がやって来た、みたいな感じね。何度も話を聞いているから初めてでも人柄は分かっているし、信頼もできる。自分の恋人とも友人で、その恋人も同席してくれる…… 安心して心を開き、一緒に仕事ができるわね」
ミヤビの言うことはそう間違った例えでは無いものの、
「恋人、婚約者って……」
「いや、サラミちゃんはそういうのとは……」
アムロとカイは戸惑わざるを得ない。
そして、
「二次元の存在のくせにっ!」
嫉妬の暗い炎を燃やすフラウ。
一人ぶつぶつと、
「税金使って非実在ロリなんて開発してるんじゃないわよ!」
とか、
「この戦争では人類の半分が死んでいるのよ。非実在ロリにうつつを抜かしているぐらいなら、現実の女性を口説いて子供を作らなきゃ!」
などとつぶやいている。
なお…… ミヤビが聞いていたら、RXシリーズにインストールされているサラシリーズのAIプログラムは大元のサラのものと同一である以上、パッケージソフトウェア、つまり既成の汎用ソフトのカスタマイズに過ぎないため『連邦軍が開発』というのは当たらないんじゃないかと考えただろう。
結婚、出産の問題も、だからと言って戦争中にバンバン寿退職させまくるわけにもいかないだろうし、そういうのは戦後にね、といったところ。
ジャブローに託児所もあったが、あれの目的は労働力確保が主であって、みなさんどんどん子供をつくりましょう、というものではない。
ミヤビの前世の企業でも先進的なところでは導入していたが、これは子育て中の主婦を労働力として組み込むための厚生施設であり、同時に結婚、出産を機に優秀な人材が退職してしまわないようにする引き留め策でもあるのだ。
ジャブローの託児所では孤児保護もやっていたが、これも要するに企業が福利厚生で用意する企業保険みたいなもので、死亡時でも遺族は安心して暮らせますよ、というアピールみたいなもの。
だから安心して仕事に打ち込んで下さい、というものだったりする。
組織が用意する福利厚生とは、雇用側と労働者双方が得をするwin-winなもの。
逆に言うと利用者だけが得をして組織が損をするようなものは、まず用意されないのだった。
また、そもそも義務として結婚を勧めるのは逆効果でしかない。
ミヤビの前世でも結婚と子育てにまつわる苦労話を散々した後「だから結婚して苦労しなければ一人前じゃない」「将来の日本を支える子供を作らなきゃ」「独身者には独身税を」などと語る人々が居たが、そんなことを言われて結婚したいと思う人間は居ないだろう。
ウソでもいいから「結婚はこんな素晴らしいことなんだ」と語る方がよっぽど効果があるだろうに、彼らの中では結婚は歯を食いしばって耐える義務として認識が固定されているのだった。
一方でブライトは、
「それならアムロをガンタンクに、そしてリュウとサラシックスをガンキャノンにというのはどうだ?」
と、提案する。
「ブライトさん……」
戸惑うアムロだったが、
「確かにサラシリーズに対する障壁は少ないパターンね」
ミヤビは問題を整理するように口に出しながら考える。
「予備のパイロットを育成するため訓練をする、というのならそういうフォーメーションもありかしら」
そういうことになった。
ディスカッションを終えたミヤビはコズンの居るはずの独房へと足を運ぶ。
(何とか彼を通じてラルさんとつなぎが取れないかしら)
などと考えて。
実際、コロニーリフレッシュプロジェクトを通じてミヤビはジオンにコネクションを作っており。
またヤシマ重工からのジオンのモビルスーツ開発に対する100ミリマシンガンの提供などもあって、ランバ・ラルとも結構親しい間柄なのだ。
それに手元にはセイラ、つまりアルテイシア・ソム・ダイクンという手札があり、なるべくなら使いたくないがシャアの正体、キャスバル・レム・ダイクンの情報という鬼札(ジョーカー)もある。
交渉次第では何とかなるのでは、とミヤビは思うのだ。
何よりグフとこれ以上戦うのは嫌だし(サラに電気ショックで主従逆転調教をされてしまった…… もとい叩き起こされたせいで電気へのトラウマがさらに深まったためとも言う)、ランバ・ラル隊と白兵戦というのも勘弁だ。
この上ドムなんて渡された日には、ホワイトベースは確実に墜ちる。
史実ではマ・クベに邪魔されて届かなかったドムだが、シミュレーションゲーム『ギレンの野望』シリーズだと、これを渡すとラルがホワイトベースを墜としてくれるのだ。
ミヤビの存在がバタフライ効果でも起こしたのかガルマが死ななかったりと変化が生じている現在、これはシャレにならなかった。
そしてミヤビは、
「誰か来て、捕虜が脱走します、誰か!」
というセイラの声に、一足遅かったかと駆けだすのだった。
日が落ちた荒野を進むホワイトベース。
マーカーが不意に報告。
「ミサイルです」
ブライトはすかさず反撃を指示。
「ミサイル水平発射」
モビルスーツデッキ側面に取り付けられたミサイル発射管から発射されるミサイル。
「発射地点はわかるか?」
「地上かららしいです、十一時の方向です」
「マ・クベの基地がこんな東にもあるのか」
ブライトは思案の後、指示。
「スコープ、最大望遠。前方の基地を」
そして敵基地の規模、モビルスーツ戦力の有無を確認。
「よし、この規模なら大丈夫だろう。アムロ、カイはガンタンクで。リュウはガンキャノン。ミヤビさんはドラケンE改でフォローに回ってくれ」
『換装? そんな、アムロは?』
ガンキャノンから自分のコア・ファイターを外され、戸惑うサラツー。
彼女の目の前でガンキャノンにはサラシックスのインストールされたリュウのコア・ファイターがドッキングし、アムロはサラスリーがサポートを行っているガンタンクへと搭乗してしまう。
『あ、アムロ?』
前回の戦闘でセイラに騙され彼女を乗せてガンキャノンで出撃し、損傷し、鹵獲されかけたサラツー。
そんな彼女にこの処置は、自分の立場を、拠り所を危うくさせるものと映った。
間の悪いことに彼女は戦闘シミュレーションのデータ活用について検討していたため、今日のディスカッションにも不参加だったし、議事録も読みに行っていなかったのだ。
『私がセイラさんに騙されたから? その上、戦闘シミュレーション作成が役に立たなかったから? そうなの、アムロ?』
ちゃんと聞けばそんなことはないと答えてくれただろうが、そのとおりだと言われてしまったら、彼女は立ち直れないほどの精神的ダメージを被るだろう。
だから、聞けない。
『うう、お願いアムロ。私を捨てないで……』
そんなサラツーを置いて、アムロを乗せたガンタンクは出撃してしまう。
「それじゃあ、サラシックス。サポートは頼んだぞ」
『もちろんです、リュウさん』
サラシックスはリュウとの初めてのモビルスーツ出撃に顔をほころばせながら答える。
本当に、本当に嬉しそうに。
その笑顔にリュウは、
「これが、ミヤビさんの言う専属のサポートAIってやつなんだな……」
と改めて実感する。
『リュウさん?』
どうかしたのか、と小さく首をかしげるサラシックスに、何でも無いと答え、リュウはモビルスーツデッキのカタパルトに足を乗せる。
「ガンキャノン、行くぞ!」
そしてカタパルトにより加速され、撃ち出されるようにして飛び出すガンキャノン!
「カイとアムロのガンタンク、リュウのガンキャノンが発進しました」
「ミヤビさんのドラケンはどうした?」
確認するブライト。
そこにミヤビ本人から通信が入る。
『ブリッジ!』
「ミヤビさん? どこに居るんです」
『セイラが教えてくれたわ。捕虜が脱走したの』
「なんですって!」
驚くブライトだったが、即座に決断。
「セイラに捕虜を捜させてください。ミヤビさんはドラケンE改で出撃を」
「でも……」
ためらうミヤビ。
コズンを内密につなぎに使いたいという理由があるのだが、もちろん言うわけにもいかない。
『やむを得ません。セイラ、捕虜の発見を急げ。場合によっては射殺するのもやむを得まい』
ブライトはミヤビをよそにセイラに直接指示。
これはまずいとミヤビは腰からアーマーマグナムを抜いて、セイラに渡す。
「一発目はスタンガンを弾頭に内蔵したテイザー弾、二発目も非殺傷のゴム散弾が込められているから」
せめて、殺さないようにと。
それを受取り、セイラはうなずく。
「ありがとう。なんとしてでも捜し出します」
「い、いえ……」
裏があるため、ミヤビの言葉は歯切れが悪い。
まぁ、顔の方はいつもの感情の起伏を感じ取れない人形のような無表情なので、セイラも気にすることは無かったのだが。
通信室に忍び込み、通信機で味方と連絡を取ろうとするコズン。
「……ええい、なんて合わせにくいんだ、こいつは」
慣れない連邦製通信機に苦労するが、
「き、来た! マスタング2、マスタング2、こちらこちらコズン。木馬より発信」
「あ、ここでありましたか。コズンから入電です」
「なに? コズンからだと?」
コズンからの通信を受け、ラルも動き出す。
「ガンキャノン、ガンタンク、ドラケンの三つのタイプが存在する。木馬にはこいつが各一機ずつしかない。戦闘機の存在は不明だが」
正確にはドラケンE改は複数存在するが、コズンには分かっていなかった。
まぁ、戦闘時にはミヤビ以外乗ろうとするもの好きは居ないので、一機とカウントしても良いのかもしれないが。
「第二通信室に誰かいますか?」
「なに? そんなはずはない」
オスカの報告に首をかしげるブライト。
「通信回路、作動しています」
「モニターを出せ」
ブライトの指示を受け、モニターに監視カメラの映像が出力されるが、何も映らない。
「テレビ回線が切られています」
「通信のマスター回路を切れ」
「はい」
「チッ、この野郎!」
切られた通信装置に毒づき、所在がばれたのだからそれどころではないと慌てて駆け出すコズン。
出会いがしらにセイラと交錯する!
「ああっ」
「おっ」
すかさずセイラの手からアーマーマグナムを叩き落とし、拾う。
「動くな!」
銃口を向けるがしかし、セイラは意に介さない。
仕方なしにその足に向けて発砲しようとするが、
「薬室は空よ!」
チャンバーに弾が込められておらず、撃てない。
自動式拳銃の実戦的な所持の仕方として、薬室に銃弾を装填したうえで、弾倉をフルに装填するコンバットロードという方法がある。
銃弾を1発多く装填できるうえ、ダブルアクション拳銃なら引き金を引くだけで、シングルアクション拳銃ならマニュアルセイフティを外して引き金を引くことで即座に撃つことが可能だからだ。
一方で、薬室を空にして所持し、撃つ直前にスライドを引いて銃弾を薬室に装填、発砲するという方法もある。
俗に言うイスラエル・キャリーである。
暴発の危険が無い、薬室への銃弾の装填忘れが無く確実など利点は色々あるが、一番には今回のように敵に奪われても即座に発砲されないということがある。
戸惑うコズンをセイラの蹴りが襲い、再びアーマーマグナムは床に転がる。
今度はセイラの方に。
「うっ!」
アーマーマグナムに飛びつくセイラに、コズンは躊躇なく逃走に入る。
『総員に通知、捕虜が逃げ出した。繰り返す、捕虜が逃げ出したため捕獲せよ。なお、抵抗する場合は生死は問わない。繰り返す……』
ホワイトベース艦内に、ブライトの声が響き渡る。
本来なら通信手を務めるフラウがアナウンスすべきなのだろうが、生死を問わず(デッドオアアライブ)という内容から責任者であるブライト自らが発言したのだろう。
「おい、セイラさんを酷い目にあわせたやつが脱走したらしいぞ」
「捕虜のくせに、あのおっぱ…… ミライさんに、自分の汚らしい物を見せつけたとか」
……今、ミライをなんて呼ぼうとした? という話もあるが。
「いや、噂ではミヤビさんの入浴姿を見たとか言うぞ」
「「「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」」」
男性クルーたちの心が一つになった。
「野郎ども、何としても見つけ出して、あのジオン野郎を血祭りにあげるぞ!」
「「「おう!!」」」
『しっと団』と化した男たちが今、立ち上がる!!
■ライナーノーツ
サラ、そしてサラシリーズの特性と、そのためのミッションディスクについてでした。
その陰でフラウやら『しっと団』やらがメラメラと嫉妬の炎を燃え上がらせておりますが。
脱走したコズンは生き延びることができるんですかね……
そして次回は戦闘です。
> 史実ではマ・クベに邪魔されて届かなかったドムだが、シミュレーションゲーム『ギレンの野望』シリーズだと、これを渡すとラルがホワイトベースを墜としてくれるのだ。
まぁ、ガンダムやホワイトベースを撃破しても、ジオンが有利にはなったりしないのがこのシリーズですが。