Kanon版ドラゴンクエスト3攻略日誌
『香里の僧侶一人旅 エジンベア編』
バハラタの街まで戻ると、店に戻ったグプタが、黒胡椒をタダで渡してくれる。
それを手にポルトガの王の所へ行くと、船を譲ってもらうことができる。
「これで船が使えるようになるわ。どこへ行こうかしら」
ポルトガの港から出港、一路南を目指す香里。
途中しびれクラゲの大軍に出会ったが、迷わず逃走。
一人旅に麻痺は鬼門だ。
次いで、内陸部に湾を遡った所で幻術師と組んだ、しびれクラゲ2体と遭遇。
念のため、理力の杖で叩いて見た所、一撃で倒すことができた。
少数なら対処できることを確認してほっとする。
夜になって、テドンの街に到着。
しかし……
(霧は出てるし、街はボロボロだし、正直不気味ですー)
「まぁ、この際、幽霊でも何でも、利用できるものなら利用するわ」
ボロボロの武器屋に入って買い物。
外見によらず品揃えは良く、ここで魔法の鎧と、とんがり帽子を購入。
「魔法の鎧は魔法のダメージを軽減してくれる効果があるし、守備力は+40もあるわ。長い間お世話になったマジカルスカートと身かわしの服も、これでさよならね」
名前:かおり
職業:そうりょ
性格:セクシーギャル
性別:おんな
レベル:23
ぶき:りりょくのつえ/ルーンスタッフ/モーニングスター
よろい:まほうのよろい
たて:まほうのたて
かぶと:とんがりぼうし
そうしょくひん:ほしふるうでわ
その後、毒の沼地から小さなメダルを拾ったり、壺から55Gを得たり、地下墓地から命の木の実を得たりしたあと、宿屋に泊まる。
料金、1G。
(安すぎます。怪しすぎです。きっとこの街全てが呪われていて、みんな生ける死者なんです。普通の人間が眠ったら大変なことに……)
「それだったら栞のお仲間でしょ。何かあるようだったら、よろしくね」
(ああっ、そんな簡単に寝ないで下さいっ! えぅ〜っ!!)
そして翌朝。
「……よく寝たわね」
街はすっかり廃墟に。
昨夜の人々はどこにも居なかった。
「やっぱりね」
(分かってたなら、平然と寝たりしないでください〜っ)
「魔法の鎧と、とんがり帽子がある。夢や幻覚じゃないってわけね」
騒ぐ栞は置いておいて、人影が消えた街を探索。
武器屋の2階から黒頭巾と闇のランプをゲット。
「帰るわよ、栞」
キメラの翼を使って、アリアハンへ。
ちなみにキメラの翼を使うと、船も一緒について来る。
これは、船の船員が(居るんです。勇者達だけで外洋を航海する帆船を操れる訳が無いので)一生懸命、ついて来るのだとか。
(ずいぶん久しぶりですー。でも、何をしに?)
「海を越えた大陸からの求人があったのよ。『商人求む。紹介者には謝礼有り』ってね」
ルイーダの酒場から商人『きたかわ』を連れてポルトガへ。
ポルトガから船で西へ行くと、たどり着いた大陸の森の中にぽつんと開かれた場所があった。
そこには街を作ろうとしている老人が居て、商人を預けると、スーの村の井戸の周りを調べてみるよう助言をくれた。
その助言を元に今度はスーの村へ。
とりあえず、民家から小さなメダル、素早さの種を回収。
しゃべる馬が居たのには驚いたが……
そして井戸を調べてみると、
(えぅ、中に人が住んでます!?)
どうやら、この村にあった渇きの壺を持ち出したというエジンベアの人間が一人だけ取り残され、ここに隠れ住んでいたらしい。
口止め料というわけではないが、すごろく券を得る。
「そういえば、文明国を自称して、他国の工芸品を保護の名目で強奪している泥棒の国があったわね……」
ともかく井戸から上がって更に周囲を探ると、小さなメダル、そして雷の杖が手に入った。
また、毒蛾の粉が売っていたので、対メタルスライム用にまとめて買っておく。
次はキメラの翼でバハラタに跳び、海を南下、ランシールを目指す。
途中、マリンスライムの群れに遭遇するが、
「焼き払え!」
雷の杖の一振りで、マリンスライム達は壊滅状態に。
(うわぁ…… シャレになってないですよ、お姉ちゃん)
「これはかなり使えるわね……」
さすがにベギラマ相当の威力を持つ杖。
現在の香里が振るうモーニングスターより、かなり上のグループ攻撃が可能となった。
そしてランシールへ。
「魔法の鎧はもう持ってるし、買うのは消え去り草ぐらいか」
消え去り草は、短時間ながら光学迷彩で姿を消すことを可能とする薬草。
潜入任務に重宝するはずである。
その他は、民家からすごろく券と5G。
神殿から、小さなメダルを回収。
そして、ここには何故かスライムが居た。
「消え去り草を持ってるかい? だったらエジンベアのお城にいきなよ」
(す、スライムがしゃべりました!?)
スライムの助言に従い、ポルトガから、島国エジンベアを目指す。
途中、大王イカが出現するが、雷の杖でイカ焼きに。
「結構イケるわね」
正直、しびれクラゲさえ除けば、海のモンスターはもう怖くない。
エジンベア城の門番は、他国の人間を田舎者呼ばわりして中に入れようとしない。
そのため、消え去り草を身体に振りかけて姿を消し、潜入することにする。
1階の王族の寝室からは、おしゃれなスーツ、パーティードレス、『淑女への道』が手に入った。
(凄いですーっ、ドレスですよ、ドレス!)
「テロでも警戒してるのかしら? これ魔法の鎧と同じだけの守備力を持ってるわよ。それに……」
(どうかしましたか?)
「これって、装備できるのが盗賊と遊び人だけなのよね」
(はい?)
「王族なんて、一皮剥けばそのどちらかってことね」
(ろ、ロマンが無いですーっ)
中庭でこの国の姫君と会う。
「あたし、聞いちゃった。あなた田舎者なんですってね。うふふ。今度、田舎の話を聞かせて欲しいわ」
(う〜っ、言わせておけば〜っ。って、お姉ちゃん、どうしたんですか?)
「……さっきの寝室、この娘と王様のものなのよね。この歳にもなって、父親と一緒の寝室と言うのも…… それとも王様の趣味なのかしら?」
どちらにせよ、あまり関わり合いになりたくない親子である。
「そもそも、本当に栄えている国だったら、彼らの言う『田舎』からどんどん人が集まって来るはずなんだから、人を田舎者呼ばわりなんてしないはずなのよ。まぁ、この国の現状から言って、過去の栄光に縛られている人達って感じよね」
その他に、庭から小さなメダルを2枚回収し、向かった地下には3つの岩を並べる謎かけが。
「……バカにしてるのかしら? この程度なら、はい、この通りね」
(さすがお姉ちゃんですーっ)
岩を3つ並べると、隠し部屋への通路が開く。
その奥には、スーの村から強奪された渇きの壺があった。
「あのしゃべる馬からは、浅瀬でこれを使うように言われてるんだけど」
(それじゃあ、今度はそれを探しに行くんですね)
アリアハンから真っ直ぐ南へ。
たどり着いた浅瀬で渇きの壺を使うと潮が退き、ほこらが現れた。
中には最後の鍵がある。
また、床に描かれた模様の一番上を調べると小さなメダルが手に入る。
「さぁ、この鍵を使ってアイテムの回収よ」
アリアハンの牢獄から力の種と500G、
ロマリアの城から小さなメダル、アサシンダガー、風神の盾、
テドンの牢獄からグリーンオーブを、それぞれ回収する。
ロマリアの関所で最後の鍵を使って入った場所には旅の扉がある。
小さなメダルを忘れずに回収してから、旅の扉を通って旅の扉のほこらへ。
ここでも小さなメダルを回収し、更に旅の扉からオリビアの岬へ。
また小さなメダルを拾って、旅人の扉から旅人の教会へ。
「これだけ連続で旅人の扉でワープすると、酔っちゃうわね…… 平気な栞が羨ましいわ」
(えぅ)
旅人の教会を出て、西へと向かうとサマンオサがある。
途中、ガメゴンに2回遭遇。
甘い息で眠らせられたりしながらも、ひたすら逃げ回り無事たどり着く。
(えぅ〜っ、何だか街の雰囲気が暗いです)
墓地では、王の悪口を言って処刑された男の葬式が行われている。
「これは調査が必要ね」
情報を聞き回りながら、街を探索。
人が変わってしまったという王の情報と、
宿屋の脇のタルからすごろく券を、
墓地から小さなメダル、素早さの種、すごろく券を、
民家から力の種を、
それぞれ得ることができた。
また、武器屋からはゾンビキラーを購入することができる。
「ゾンビキラー…… 僧侶の最強剣ね」
(えぅ? あんまり嬉しそうじゃないですね)
「まぁ、この時点では勇者もこれを使うしかないっていう強さを持つ剣だけど、実は理力の杖から+2ポイントしか攻撃力が上がらないのよね」
もちろんマジックポイントを消費しない分、こちらの方が良いのだが。
「あと、武器がこれで打ち止めってことは、これ以降、攻撃力を上げるには、レベルアップかタネで力を上げるしかないってことだから……」
ともあれ、ゾンビキラーを購入。
今まで愛用してきた理力の杖、ルーンスタッフの組み合わせともこれでお別れだ。
「さようなら、あたしの理力の杖……」
名前:かおり
職業:そうりょ
性格:セクシーギャル
性別:おんな
レベル:24
ぶき:ゾンビキラー/モーニングスター
よろい:まほうのよろい
たて:まほうのたて
かぶと:とんがりぼうし
そうしょくひん:ほしふるうでわ
装備を固めた所で、いよいよ城へ。
「王に会うのは、きな臭いから最後にするわ。まず先に城の中の探索を行うわよ」
城の外で小さなメダルを拾って、勝手口から潜入。
「ここはお城の台所。殿方の入ってくるところではありませんわ」
「そういうのは今時流行らないと思うんだけど…… って言うか、お城だったら普通、男性のコックを雇ってるわよね」
この国では事情が違うらしい。
城内を巡って小さなメダル、命の木の実、こんぼう、『ずるっこの本』を回収。
……後で判明するが、王の部屋にこんぼうがあるのは、理由があったりする。
そして王に対面したが、一方的に『怪しい奴』呼ばわりされ、投獄されてしまう。
「ボディチェックも無しなんだから、甘いわね」
最後の鍵があるのだから、牢から出るのは容易い。
吟遊詩人が閉じ込められていた牢から小さなメダルを回収し、更に奥へ。
そこには閉じこめられ、伏せっている本物の王の姿があった。
変化の杖を奪われ、偽物に取って代わられてしまったらしい。
命の石を回収して、反対側の牢獄の壁にある抜け道から脱出。
こういった城にありがちな抜け道は、城下の墓地へと続いていた。
この状態では、旅の記録をここで取ることはできないだろう。
キメラの翼で、いったんアリアハンに帰る。
「一通り装備も揃えたから、しばらく買い物もないし、余ったお金で薬草なんかを買っておきましょうか」
薬草、毒消し草、キメラの翼を90個ほど購入。
今後は迷宮では戦闘中以外の回復はアイテムで行うことにする。
(小さなメダルも貯まってますね)
「そうね、久しぶりにメダルの館に行ってみましょうか」
小さなメダルが結構貯まっていたので、メダルの館で景品と引き替える。
力の指輪、インテリ眼鏡が手に入った。
「力の指輪は豪傑の腕輪の『ちからもち』バージョンね。効果もそれなりだから、豪傑の腕輪さえあれば、売ってしまって構わないわ」
(インテリ眼鏡は、性格が『ずのうめいせき』になって、かしこさがアップするんですね。……って言うか、お姉ちゃん、似合い過ぎです。妹の私でも、眼鏡越しに微笑まれるとぞくぞくってしちゃいます)
「……だから、実の姉に対して何を考えてるの」
まぁ、香里は星降る腕輪を使うため、これも売るしかないのだが。
つづく
■ライナーノーツ
テドンの街は、ホラーの定番ですね。
ただの幻ではなく、物を持ち出せる所などはマヨイガを連想させたりします。
「自分だったら、持ち出すのは魔法の鎧よりも『雪さん』(by水月)にする」
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