Kanon版ドラゴンクエスト3攻略日誌
『香里の僧侶一人旅 アレフガルド編』



 ゾーマを追う前に、ポルトガに向かう香里。
 そこでは、昼は剣士カルロスが、夜はその恋人サブリナが動物になるというバラモスの呪いに隔てられていた恋人達が再会を喜び合っていた。
 サブリナから誘惑の剣を入手。
 メダパニの効果を持つ女性専用の剣だが……

「僧侶には使えないのよね」

(でも、呪いが解けて良かったです)


 そして、バラモス城のすぐ近く、ギアガの大穴へ。

「大変だ! ものすごい地響きがして ひび割れが走ったのだ。なにか巨大なものがこの大穴を通って行ったようなのだ! そして私の相棒がこの穴に…… ああ!」

 意を決して穴の中に飛び込むと、その先には異世界が広がっていた。
 住人が、教えてくれた。
 ここは闇の世界アレフガルドだと。

(やっぱり地底世界なんでしょうか?)

「どうかしらね」

 ここでは、タンスからラックの種、建物の脇から力の種、そして堤防の先、船で渡らなければならない場所から小さなメダルが手に入る。
 船を自由に使っても良いということだったので島を出て、近くの陸地に上陸し東に向かうと街が見えてきた。

 ラダトームだ。

 まずは、街中を回って情報を聞く。

「魔王バラモスをたおしたですって? でもバラモスなど大魔王ゾーマの手下にすぎませんわ」

「そんな使いっ走りの立場で、あんな大口叩いてたの、あのつぶれカバ」

(お姉ちゃん、そこが突っ込むところなんですか……)

 そして教会では再会が。

「やや あなたさまは!? 私です。カンダタです!
 悪いことはできませんなあ。こんな世界に落とされて 今ではマジメにやってますよ。
 そうだ! 昔のお礼にいいことを教えましょう。
 ラダトームのお城には太陽の石ってヤツがあるらしいですよ」

 意外、それはカンダタ!

(こんな所で……)

「どう見ても囚人なんだけど、ここは教会付属の更生施設か何か?」

 大体、あのカンダタがこんな言葉遣いをするなんて、気味が悪過ぎる。

(絶対、懲りないタイプだと思ってたのに……)

「宗教は麻薬だって言うけど、洗脳されてるんじゃないでしょうね」

 怖い考えになりそうだったので、とりあえず、部屋の壺に隠されていたすごろく券を受け取って教会を出る。

 その他に、民家の本棚からは『甘えん坊事典』と『開運の本』、タンスからは命の木の実。
 武器側の花壇からは、不思議な木の実。
 壁の側の地面からは、小さなメダルが手に入った。

「それじゃあ、武器屋で装備を調えるわね」

 武器屋では、みかがみの盾とミスリルヘルムが手に入る。
 どちらも僧侶最強の盾とかぶとだ。


名前:かおり
職業:そうりょ
性格:セクシーギャル
性別:おんな
レベル:60

ぶき:ゾンビキラー/モーニングスター
よろい:まほうのよろい
たて:みかがみのたて/まほうのたて
かぶと:ミスリルヘルム/ふしぎなぼうし
そうしょくひん:ほしふるうでわ


「みかがみの盾は、守備力は凄いけど、特別な防御力は持っていないから。魔法を使ってくる相手には魔法の盾に切り替えね」

(あとは、鎧さえ揃えれば、最強装備が出揃いますね)

「こんなに簡単に揃ってしまうのを、喜べばいいのかしら? それとも店で買えるようなものしか身に付けられないことを嘆くべきなのかしら……」

 武器など、上の世界で購入したゾンビキラーで終了なのだ。
 その上、香里の場合は力を上限近くまで引き上げているのだから、もう攻撃力の上昇は望めない。


「それじゃあ、城に向かうわよ」

 外で2枚のすごろく券を拾った後、城内に入る。
 ここの宝物庫には、空になった3つの宝箱が置かれていた。
 子供たちがこう語る。

「お城の宝だった武器や防具を魔王がうばって隠してしまったんだ」

「魔王でもこわいものがあるのかなあ……」

「ゾーマも大言を吐く割にやることが小さいわね。こんな小さな子供にも見透かされてるわよ」

(でも、勇者の武具って僧侶は使えないんですよね)

「まぁね。でも、ゾーマへの嫌がらせのためにも武具は集めて見せるわ」

 城内の台所のタルからは、小さなメダル。
 また、城内の宿泊施設からは、すごろく券とステテコパンツが手に入る。

 王に面会し、旅の記録を取る。

 ここで香里達は驚くべきことを聞く。
 父、オルテガがこの地を訪れていたということを。

(意外な人たちがこっちに来てるんですね。驚きです)

「栞、アレ(カンダタ)と父さんを一緒くたに扱わないでくれる?」

 今度は宿に腰巻きは残していないようだ。
 いや、まさか勇者達が泊まっていたという部屋にあったステテコパンツが……

 その後、2階のタルからは素早さの種と550Gを見つけた上、宝箱から重要アイテムである、太陽の石を手に入れた。
 また、神父からこの世界の地図である妖精の地図を受け取って城内の探索を終える。


 次はラダトームから南下し、ドムドーラへ。
 ここでは、くしゃみばかりしている老人の家から、小さなメダルと『ユーモアの本』。
 生まれた子供の名前を考えているという武器屋の2階からは『おしゃぶり』。
 井戸の中、干上がりかけた水場の側から、小さなメダル。
 牧場の建物内から、小さなメダル。
 また、牧場で光る物を見たという女性の言葉に従って牧場のしげみを探すと、オリハルコンが手に入った。

「こんな貴重な物が、こんなに簡単に手に入っていいのかしら?」

 そして宿屋には、驚くことに上の世界のアッサラームから来た踊り子のレナが居た。

「あたしは昔アッサラームで人気だった、おどり娘のレナよ。
 でもいやなお客にせまられて、逃げて来たの。
 座長はお元気かしら? もし会うことがあったらよろしくいっておいてね」

 この部屋のタンスからは、うさみみバンドが手に入る。

「いったいどんなことをすれば、ここまでたどり着けるのかしら」

(座長さんによろしく、って言ってましたね)

「まぁ、キメラの翼なら一瞬だから行って来ましょうか」

 アッサラームに戻り、劇場の座長に踊り子さんの消息を伝える。
 すると、謝礼として魔法のビキニをもらうことができた。

「守備力+65って、どんなビキニよ。今着ている魔法の鎧でも+40よ」

(着るんですか?)

「魔法への防御力が無いから微妙ね。魔法の鎧の下に身に付けて、必要なときに鎧を外して(キャストオフ)、という形かしら」

(脱げば脱ぐほど強くなる?)

「何よそれ。まぁその通りの状況になってしまうんだけど」

 肌が露出しているほど効率よく気を放出できるので、衣服を脱げば脱ぐほど強くなるという一子相伝の暗殺拳『裸神活殺拳』……
 何故栞が知っているかは置いておいて、そういう効力のあるビキニなのかも知れない。


名前:かおり
職業:そうりょ
性格:セクシーギャル
性別:おんな
レベル:60

ぶき:ゾンビキラー/モーニングスター
よろい:まほうのよろい/まほうのビキニ
たて:みかがみのたて/まほうのたて
かぶと:ミスリルヘルム/ふしぎなぼうし
そうしょくひん:ほしふるうでわ


「さぁ、次は温泉よ!」

(お姉ちゃん、目指さなくてはいけないのは温泉じゃなくて、温泉から南に10歩の所に埋まっているという妖精の笛ですよ)

 ドムドーラで出会った妖精から、妖精の笛がマイラの村にあると聞いた香里は、ラダトームから東に位置するマイラの村を目指す。
 ただ、ここに到達するには船で西の海を抜け、大陸沿いに迂回して行かなければならない。
 途中、小さなほこらがあったので、立ち寄ってみる。
 吟遊詩人ガライの家なのだが、ここのタンスからは、モヒカンの毛と小さなメダルが手に入る。
 そして地下には空の宝箱があったが……

「何かしら?」

 宝箱の側の床に落ちている銀の竪琴を拾う。
 奏でると、魔物を引き寄せてしまうという曰く付きの品だ。

「まぁ、ふくろに入れて置くわね」

 ほこらを出て更に東に向かう。
 東の大陸には目的地であるマイラの村があった。

「さぁ、温泉よ」

(お姉ちゃん、目的が違ってますよ)

 この村は温泉があることで有名なのだ。
 真っ先に温泉に向かう。
 湯船の入り口には、小さなメダル。

「ついでに、妖精の笛もゲットよ」

(ついでって……)

 この村にはジパング出身の夫婦が住んでいる。
 道具屋を営む主人は、元刀鍛冶だったということで、オリハルコンを渡すと王者の剣を作り上げてしまう。

「ゾーマも3年かけて砕いた剣が、こんなにあっさり甦ったと聞いたら驚くでしょうね」

(でも、この剣も僧侶には使えないんですよね)

「いいのよ。嫌がらせでやってるんだから」

 この夫婦の家からは、他に布の服、すごろく券。
 道具屋からは、すごろく券と小さなメダルが手に入る。

 他に、奥の森から不思議な木の実。
 建物内の敷物の上から、すごろく券。
 井戸の中から、小さなメダルを得る。

(井戸の中にすごろく場があるなんて……)

「また後でじっくりと攻略するわよ」

 また、ここの武器屋では賢者の杖を売っている。
 戦闘中に使うとベホイミの効果があるため、マジックポイント節約のため買っておく。

「なんか、杖コレクションが増えていくわね……」

 まるでゴルフクラブのセットである。
 用途によって使い分けるところが特に……

「温泉が露天で混浴だったのが残念だったわ。お爺さんが先に入っていたから、足湯を楽しむぐらいしかできなくて」


 次いで、マイラとリムルダールの間、大陸を繋ごうとしているトンネルに向かう。
 まだ建設途中で、行き止まりには小さなメダル。
 設置されたベッドの横からはすごろく券を得ることができた。


 次は湖に囲まれた街、リムルダールへ。

 まずは街の中を探索。
 民家から小さなメダル、力の種、金のクチバシ、悟りの書を得る。

(こんなに簡単に悟りの書が……)

「ガルナの塔で、痺れアゲハに怯えながら手に入れたあの苦労は何だったのかしら……」

 牢屋から小さなメダル。
 町外れの民家から、すごろく券、小さなメダル、賢さの種。
 宿屋からは『くじけぬ心』を得る。
 そして、

「あー心配だ。宿屋に置きっぱなしの荷物を、だれかに取られないだろうか?
 あの中にはオルテガさまからあずかった大切な物が入っているのに……」

 という話を元に、宿屋を探して手に入ったのは、

「命の指輪! 歩いているだけでヒットポイントを回復してくれるっていうアイテムよ!」

(こんな大事なアイテムをなんで置いて行ってしまったんでしょうか?)

「噂では強引に魔王の島に渡ろうとして海の藻屑になったって話だけど……」

 相手は火山に落ちても死なない不死身の人物。
 その程度で死んだとは、とても思えない。


 ドムドーラから南へ、橋を越えた所で東へ進むとメルキドへと向かう。
 途中、精霊のほこらがあるため、立ち寄ると、そこには一人のエルフが。

「人間はきらいだけど、オルテガは好きよ。きっと大魔王をたおしてくれるわ」

(さすがお父さんっ、人間嫌いのエルフにまで好かれるなんて、なかなかやりますねっ)

「……お母さんに言いつけてやる」


 そして、ほこらの2階では一人の妖精が香里を待っていた。

「わたしはその昔、ルビスさまにおつかえしていた妖精です。
 そしてあの日2月1日、ルビスさまにかわり、栞によびかけたのも、このわたし」

(あ、あの時私をおっちょこちょい呼ばわりした……)

「あの時はずいぶんと失礼なことをいったかも知れません。許してくださいね。
 しかし香里はついに、ここまで来てくれました。
 わたしの想いをこめ、あなたにこの雨雲のつえをさずけましょう」

(さらっと流されました〜っ)

 他に花壇から銀のロザリオを。
 中央の床から小さなメダルを回収して、その場を去る。


 城塞都市メルキドに到着。
 しかし、その城塞は未だ中途半端で、モンスターの侵攻を防げるようなものではなかった。
 人々は絶望し、無気力になっていた。

(誰も働いていません。ニートの街ですかここはー)

「まぁ、気持ちは分からないでもないんだけど、これはどうかと思うわね」

 ゴーレムを作っているという学者の本棚から『豪傑の秘訣』『優しくなれる本』『淑女への道』『頭が冴える本』『負けたらあかん』を入手。

 民家のタンスからは、すごろく券とパーティードレスを入手。

 その他にも、店のカウンター前からすごろく券を拾ったり、建物の床から小さなメダルを拾ったり、建設途中で放棄されたのか、床がそのまま地面になっている建物から祈りの指輪を手に入れたり。

 また、宿屋には吟遊詩人であるガライが居て、タンスからはヘビメタリングが手に入った。

「……家には、モヒカンの毛があったし、もしかしてガライってそっち系の歌い手なのかしら?」

(だから銀の竪琴って、魔物を呼び寄せるんですね)


 次は、マイラにあるすごろく場へと向かった。
 第2すごろく場で最低限の枚数しか使っていなかったので、すごろく券もたくさん貯まっている。
 狙うはゴールの景品、光のドレス!

 1回目は、+500G、落とし穴
 2回目は、+500G、宝箱から命の石、−1000G、+74035G、すばやさ6ポイントアップ! そしてゴール。

「これで恥ずかしい格好からも、さよならよ!」

(そんなに嫌だったんですか、魔法のビキニ……)


名前:かおり
職業:そうりょ
性格:セクシーギャル
性別:おんな
レベル:60

ぶき:ゾンビキラー/モーニングスター
よろい:ひかりのドレス
たて:みかがみのたて/まほうのたて
かぶと:ミスリルヘルム/ふしぎなぼうし
そうしょくひん:ほしふるうでわ


「光のドレスは最強の守備力を持つ鎧で、魔法、炎、吹雪と全てに耐性を持つわ」

(これで僧侶の最強装備コンプリートですねっ)



つづく



■ライナーノーツ

> 肌が露出しているほど効率よく気を放出できるので、衣服を脱げば脱ぐほど強くなるという一子相伝の暗殺拳『裸神活殺拳』……

 ガイナックスが以前発売していたゲーム『バトルスキンパニック』より。
 もう手に入らないと思ったら、エミュレーターがあるんですね。


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