Kanon版ドラゴンクエスト3攻略日誌
『真琴の魔法使い一人旅 ノアニール編』
(次はいったん戻ってカザーブの北、ノアニールの村ですね)
ノアニールにたどり着いた真琴だったが、どうも村の様子がおかしい。
みな、立ったまま寝ている。
(おかしいですね。村の様子を探ってみま……)
「ザメハ!(ボグゥッ!)」
(ま、真琴? いきなり村の人を殴ったりして、何をするんですか!)
「えっ? 寝ている人はこうやって起こすんだって、祐一が…… 違うの?」
(違います。確かに戦闘中、仲間が眠った時は味方が叩いてやると起きますが、ザメハは僧侶の覚える目覚めの魔法ですよ。真琴には使えません)
「あぅ〜っ、また祐一に騙された〜」
ともかく、村中を見て回るついでに、すごろく券、力の種、革の腰巻き、満月草を手に入れた。
そして、村外れの一軒家を訪ねると、その2階にようやく起きている村人が。
村から離れているこの家だけが、助かったらしい。
「どうか、エルフたちに『夢見るルビー』をかえしてやってくだされ! でなければ村にかけられた呪いが解けませぬのじゃ。エルフの隠れの里は、西の森の中じゃ」
この老人の家では、素早さの種と『悲しい物語』が手に入る。
老人の頼みを受け、エルフの隠れ里へ。
地面に落ちていた小さなメダルを拾い、エルフの女王に会う。
「その昔、娘のアンは一人の人間の男を愛してしまったのです。そしてエルフの宝、夢見るルビーを持って男の所に行ったまま帰りません。しょせん、エルフと人間。アンは騙されたのに決まっています。人間など、見たくもありません。立ち去りなさい」
(種族を越えた関係というのは、やはり不幸しか呼ばないのでしょうか?)
「あぅ〜」
エルフの隠れ里で手に入った小さなメダルで、メダルは合計20枚。
アリアハンのメダルの館に行って、刃のブーメランをもらう。
名前:まこと
職業:まほうつかい
性格:おとこまさり
性別:おんな
レベル:15
ちから: 30
すばやさ: 46
たいりょく: 34
かしこさ: 36
うんのよさ: 38
さいだいHP: 68
さいだいMP: 70
こうげき力: 95
しゅび力: 83
ぶき:りりょくのつえ/ルーンスタッフ/やいばのブーメラン
よろい:マジカルスカート
たて:まほうのたて
かぶと:けがわのフード
そうしょくひん:ほしふるうでわ
再びノアニールに飛び、エルフの隠れ里の近くにある洞窟を目指す。
途中、さまよう鎧2体とアニマルゾンビが2体、現れた。
「あぅ〜っ、倒せないっ!」
さまよう鎧は一撃では死なない上、さまよう鎧が呼んだホイミスライムが、ホイミでダメージを治していく。
これでは、いつまで経っても倒しきれない。
(仕方がありません。真琴、満塁策です)
こういった状況では、特定の敵に攻撃を集中させて倒していくことを考えるのが普通だが、逆にスカラで守備力を上げてから、ひたすら刃のブーメランで全体攻撃を行う。
(敵全体にダメージを与えれば、ホイミスライムの治療が追いつかなくなるわけです。しょせん1ターンに治療できるのは1体だけですし)
「うん、これなら倒せそう」
そうしてモンスターを倒す真琴だったが、
(でも、これだけ手間をかけるんだったら、もっと弱い相手を何匹も倒した方が効率的ですよね)
「あぅ」
ともあれ、エルフの隠れ里の近くにある洞窟へと入る。
途中、神父と出会った。
「この洞窟のどこかに、体力や気力を回復させてくれる聖なる泉があるらしい。しかし、どうしてこんな所に、そんな泉が湧いたのか。私には悲しげな呼び声が聞こえますぞ」
(それでは、まずその回復の泉を目指しましょう)
この洞窟にある回復の泉は、ヒットポイントとマジックポイントをフル回復させてくれるというもの。
「便利〜♪」
(この周辺で、しばらく経験を積みましょう)
マジックポイントを気にせず戦えるため、複数の敵にはベギラマ、単体の敵には理力の杖で攻撃。
(マタンゴの相手を眠らせる攻撃だけは要注意です。現れたら真っ先に潰しましょう。ベギラマが効きづらいのが難ですが、よく逃げるので、一撃で倒せなくとも刃のブーメランでダメージを入れておけば良いでしょう)
この洞窟は、マタンゴの睡眠攻撃により「ずっと敵のターン!」そして永眠というパターンが怖いが、逆にそれさえ何とかできれば、そう危なくなることなく攻略できる。
(バンパイアのヒャドはマジカルスカートと魔法の盾がダメージを軽減してくれますし、バリイドドッグにルカナンで守備力を下げられても、防具を装備し直せば無効化できますから)
素早さを下げるボミオスも一緒だが、これらの呪文は『呪い』の一種。
呪いはある一定の手順を踏むと解除できるものだが、それが、身に付けた防具をちょっと直すことだったりする。
(『そうび』で今付けている防具を選ぶだけでよい)
モンスターには無理なことだし、一般には知られていない情報だが。
こうして、順調に経験を積んでいく真琴。
レベル16で、敵のマジックポイントを吸収するマホトラを修得。
活用するには、工夫が必要なため、役に立つかは微妙な呪文だが。
(それでは、洞窟の中を調べてみましょうか)
洞窟内に少しずつ足を伸ばして、宝箱からアイテムを回収していく。
ちなみに、モンスターはある程度、一定の歩数を歩くと現れるが、階段などでフロアを移動すると、そのカウントはリセットされ、敵をやりすごす事ができる。
これを利用して、真琴は敵との遭遇を最小限に抑えながら探索を続けていく。
(やっぱり真琴は、魔法使いよりも盗賊の方が似合っているようですね)
そして、とうとう夢見るルビーを発見。
一緒に書き置きが残されていた。
『お母様、先立つ不幸をお許し下さい。私達はエルフと人間。この世で許されぬ愛なら、せめて天国で一緒になります…… アン』
(ここの泉に身を投げたんでしょうか?)
「あぅ〜っ」
(あ、真琴、夢見るルビーを見つめてはいけませんよ。マヒしてしまう危険な宝石なんですから)
「二人は幸せになりたくて、夢見るルビーを見つめて、泉に沈んで行ったの?」
(……多分)
夢見るルビーを携えてエルフの隠れ里に戻ると、エルフの女王から目覚めの粉を渡される。
「その手にもっているのは夢見るルビーでは……?
なんと! アンと男は地底の湖に身を投げたというのですか!?
おお! わたしが二人を許さなかったばっかりに……
……わかりました。
さあ、この目覚めの粉をもって村におもどりなさい。
そして呪いをときなさい。
アンも、きっとそれを願っていることでしょう……
ああ、アン! ママをゆるしておくれ……」
(でも、マヒしたまま、回復の力を持つ泉に身を投げたと言うことは、もしかして……)
「美汐?」
「あなた方には、お礼を言わねばなりませんね。けれど、私は人間を好きになったわけではありません。さあ、おゆきなさい」
(そうですか。結局、二人は湖の底で眠り続けるんですね。いつか、エルフと人間が共に暮らせる日を夢見ながら……)
ノアニールに行って目覚めの粉を手のひらに載せると、粉はひとりでに宙を舞い、村を眠りの世界から現実へと塗り替えていった……
「ザメハ〜」
(それはもう、いいですから)
ちなみに宿屋では、眠りから覚めた娘が一人。
「ああ、オルテガさま、行ってしまわれたのですね。しくしく……」
(はい?)
「オルテガ様は森で魔物に襲われていた私を、この村まで連れてきて下さったのです。あのたくましい腕…… でもオルテガ様は昨日、お一人で旅立ってしまいました」
(お父さん、あなたは一体何をしていたんですか?)
ちなみに勇者が居ないと分からないが、革の腰巻きが見つかった宿屋の部屋には、オルテガが泊まっていたらしい。
美汐がそれに気付かなかったのは幸か不幸か。
村人が起きると、村の道具屋も機能するようになる。
ここでは、身かわしの服が手に入るが。
(微妙ですね)
「どうしたの?」
(マジカルスカートの方が+2ほど守備力が高くて、呪文によるダメージを軽減してくれますけど、身かわしの服は、1/8の確率で攻撃を避ける力がありますし……)
「両方着たらいいんじゃないの?」
(敵に合わせて早着替えですか? それじゃあ、練習しないといけませんね、真琴)
この先、カンダタや、ピラミッドのミイラ男などを相手にしなければならないため、身かわしの服は重宝するはずである。
名前:まこと
職業:まほうつかい
性格:おとこまさり
性別:おんな
レベル:16
ちから: 31
すばやさ: 54
たいりょく: 36
かしこさ: 38
うんのよさ: 43
さいだいHP: 72
さいだいMP: 75
こうげき力: 96
しゅび力: 87
ぶき:りりょくのつえ/ルーンスタッフ/やいばのブーメラン
よろい:マジカルスカート/みかわしのふく
たて:まほうのたて
かぶと:けがわのフード
そうしょくひん:ほしふるうでわ
(もう少し、あの洞窟の回復の泉で経験を積みましょうか)
洞窟に戻って、経験を積む真琴。
ヒャドを唱えてくるバンパイア以外を相手にする場合は、マジカルスカートから、身かわしの服に切り替えて対応する。
レベル17でメラミを修得。
敵一体に高ダメージを与える呪文だが、この洞窟の敵は理力の杖で叩けば倒せるため、とりあえず試し撃ちしただけで活躍は先送り。
「バンパイアが宝箱を持ってた」
(ラックの種ですね)
途中、バンパイアから何度かラックの種(確率1/64)を手に入れたりしながらレベルアップ。
レベル18で、宝箱の判別を行うインパスの呪文を覚える。
これで宝箱に成りすます、人食い箱、ミミックを判別することができる。
そして、レベル19になった時点で、カンダタ退治に出かけることにする。
「さぁ、カンダタを退治よぅ」
(これでようやく旅の記録を取る度に、ロマリアの王様から繰り返し言われることがなくなるんですね)
「王様、おじいちゃんなんだから、仕方ないよ」
(真琴…… 無邪気に酷いこと言いますね)
ロマリアの王様が痴呆にかかっているかどうかはともかく、カザーブの村から西へ。
シャンパーニの塔を目指す真琴。
(とにかく、キラービーの麻痺攻撃だけが問題ですね。ベギラマも効かない場合がありますから、まずスカラで守備力を上げてください)
「うん」
(ちなみに、ギズモのメラは、マジカルスカートと魔法の盾がダメージを軽減してくれますし、アニマルゾンビにボミオスで『すばやさ』を下げられても『そうび』で星降る腕輪を装備し直せば無効化できますからね)
などと、作戦を立てたものの、実際にはレベル19までレベルアップした真琴は、シャンパーニの塔のモンスターからは、100パーセント逃走できるようになっていた。
1階の宝箱には430G、3階の宝箱には青銅の盾が入っている。
そして、現れたカンダタは、
パンツ一丁に覆面マントの変質者だった。
「あぅ〜っ!?」
逃げようとするカンダタに対し、マジカルスカートを脱いで、対物理攻撃用に身かわしの服に切り替え、追いすがる真琴。
「あぅ〜っ、こっちが逃げたいくらいよぅ」
正直、変態マスクの相手などしたくない。
ともあれ、カンダタとその子分3人と戦闘。
子分達はグループになっていないため、一人ずつ倒さなければならないのがいやらしいが、メラミ一発で昇天する。
スカラで守備力を上げて、数ポイントしかダメージを受けなくなった所で攻撃。
(真琴、カンダタには70ポイント近くダメージを与える痛恨の一撃があります。ヒットポイントがそれ以下にならないように注意して下さい)
「うん。でも薬草、足りるかな」
(そして、メラミを連打です)
「『メラミは熱い内に撃て』ね」
(それはちょっと意味が……)
幸運にも痛恨の一撃は出ず、メラミが強力なこともあって、結構あっさりとカンダタを倒すことが出来た。
もっとも、マジックポイントも底をつく寸前だったため、これ以上戦闘が長引いていれば、理力の杖で叩き合いという、魔法使いらしくない展開が待っていたのだが。
そして、観念して許しを乞うカンダタ。
「まいった! 金の冠を返すから、許してくれよ! な! な!」
別にカンダタ自身に恨みがあるわけでもないため、あっさり許してしまう真琴。
ルーラでロマリアに戻り、王に金の冠を届ける。
(これでしつこく金の冠を取り戻して来いと言われなくなるわけですね)
しかし……
「ところで、美汐の姿が見えないようじゃな。悪いが美汐を呼んできてくれぬか? ちと話があるんじゃよ」
今度は、勇者を国王にして自分は遊び惚けようとする王に、これを延々と言われ続けることになるのだった。
「やっぱり、おじいちゃんだからかな?」
(真琴……)
ロマリアの王の繰り言が多いのは痴呆のせいかどうかはともかく、次は再びイシスへ。
ピラミッドに再挑戦する。
前回は、逃げまくってようやく魔法の鍵だけを掠め取ったのだが、
「メラミ!」
メラミさえあれば、ミイラ男も一撃だ。
スカラで守備力を上げてから、1体ずつ潰していく。
(まずは、2階に上がって賢さの種を。そして2階からしか行けない1階の部屋に降りて、奥の方の宝箱から小さなメダルを取ってください)
「他の宝箱は開けないの?」
(インパスを唱えてみれば分かりますが、一階にある他の宝箱は、空か、人食い箱です。人食い箱は、今のレベルでは太刀打ちできない…… と言いますか、確実に死ねますから)
「う、うん。分かった」
途中、真琴はレベル20に。
トラマナとヒャダルコを覚えた。
トラマナはバリアの床のダメージをゼロにする呪文。
ヒャダルコは敵1グループに50前後のダメージを与える氷結呪文だ。
そして、4階の宝物庫へ。
どこからともなく、不気味な声が聞こえる……
「……王様の財宝を荒らすのは誰だ。我らの眠りを妨げる者は誰だ……」
4階に安置されている12個の宝箱は、開けると4体のミイラ男が襲ってくる。
「ヒャダルコ!」
ヒャダルコで一発だが。
ミイラ男は、50オーバーの痛恨の一撃が怖いモンスターだが、先制の一撃でことごとく葬り去れるため、それも関係ない。
ここの宝箱からは、マジカルスカート、小さなメダル、ルビーの腕輪、力の種、素早さの種、石のカツラ、後はゴールドが手に入る。
そして5階には遊び人専用の派手な服が。
更に上に上がると、ピラミッドの頂上に出る。
ここでは、小さなメダルを拾うことができる。
後は、飛び降りてミッション終了。
(あとは、黄金の爪が地下2階にありますけれど、そこでは魔法が使えないため、真琴がクリアーするのは難しいですし、取っても役に立ちませんから無視ですね)
「あぅ、ぴ、ピラミッドパワー?」
つづく
■ライナーノーツ
カンダタと、カンダタ子分、最近はフィギュアも出てるんですね。