Ｋａｎｏｎ版ドラゴンクエスト３攻略日誌
『真琴の魔法使い一人旅 ロマリア編』
グループ攻撃のできるムチの威力はすさまじく、真琴は当たるを幸いに敵をなぎ倒しまくる。
ナジミの塔の宝箱から４０Ｇ、キメラの翼を回収しつつ７レベルにレベルアップ。
「あぅ〜っ？ 攻撃が当たらない？」
マヌーサを唱え、現実と妄想の区別を付かなくするという危ないモンスター、人面蝶だけは要注意だが。
（幻惑されたら攻撃がほとんど当たらなくなってしまいますから。このレベルだと、かけられてしまったら逃げるのが一番ですよ）
「あぅ、分かった」
また、ナジミの塔からレーベに抜ける地下通路の宝箱からは、木の帽子と素早さの種が手に入った。
いったんレーベの村に向かい、盗賊の鍵を使って鍵のかかっていた民家に入ってみると、老人から魔法の玉をもらうことができた。
この家からは、他に毒消し草、賢さの種が手に入る。
そして、いざないの洞窟へチャレンジすることにする。
いざないの洞窟へと向かう途中、ほこらがあったので入ってみると、中に居た老人に魔法の玉を持っているか確認された。
やはり、いざないの洞窟の封印を解くには魔法の玉が必要らしい。
ここの本棚では、複数の敵を攻撃することの出来るムチとブーメランに関する本が読める。
また、壺からは、小さなメダルとキメラの翼が手に入った。
いざないの洞窟へ。
いざないの洞窟では、入り口の壁を破るのに魔法の玉を使う。
魔法の玉を壁に仕掛けると大爆発を起こし、壁を吹き飛ばしてしまった。
「あぅ〜っ、びっくりした」
（……火薬多過ぎです。こんな危険物を真琴に渡したんですか、あのご老体は）
冷や汗をかく美汐。
そう言えば、アリアハンの宿屋には、魔法の玉を作ろうとして、大けがをした男が寝ていたことを思い出した。
ともあれ、その場にあった宝箱から不思議な地図を回収して中へ。
「痛い、痛い！」
一角ウサギに似た、青っぽいウサギ、アルミラージにつつき回される真琴。
（３ポイントもダメージをもらってしまうんですか。真琴、スカラです。まず最初にスカラを唱えて、守備力を上げるんです）
「あうっ、す、スカラっ！」
アルミラージはラリホーを唱えた。
「ぐぅ……」
（真琴ーっ！）
とにかく、スカラで守備力を上げて、敵から１ポイント以下しかダメージを受けなくなってから、トゲのムチで反撃。
途中の宝箱から、毒消し草、聖なるナイフを回収する。
「あぅ、魔法使い」
魔法使い２体と遭遇。
（魔法使いは、トゲのムチを２発当てないと倒せません。メラで反撃されることを考えますと、この場合はヒャドで１体ずつ潰した方が効率的です）
戦闘を繰り返している内に、真琴のレベルは９に。
初めてのグループ攻撃魔法、ギラを覚えた。
ギラの呪文は、現在の真琴のトゲのムチ以上の攻撃力を持っている。
また、最初に当たった敵以降、だんだんとダメージが減っていくムチと違って、平均的にダメージを与えてくれる。
だから、トゲのムチで倒しきれる相手はトゲのムチで。
それ以外の敵はギラで倒すと良いが……
「でも、マジックパワーが少なくなってきているから、使えない」
（ここはいったん退却です。近くの地割れに飛び込んで下さい）
この洞窟は、至る所に走っている地割れに落ちてしまうとスタート地点のすぐそばにある階段へと登るしかなくなってしまう。
しかしながら、退却時にはこれを利用すると素早く帰ることができるのだ。
「もう止めてぇ！ 真琴のマジックパワーはとっくにゼロよぅ！」
アルミラージの攻撃を振り切りつつ、脱出。
（それではレーベに戻って、宿屋で回復と、使った薬草の補充を）
「うん」
レーベで態勢を整え、いざないの洞窟に再チャレンジ。
（薬草は、たくさんありますから、マジックパワーを節約して行きましょう）
「分かった」
スカラで守備力を上げて、トゲのムチで攻撃。
攻撃呪文は、魔法使いなど、危険な敵に対してのみ使用する。
そして、今度こそロマリアに到着。
まずは、お城でロマリアの王様に謁見。
「カンダタという者が、この城から金のかんむりをうばって逃げたのじゃ。もしそれを取り戻せたなら、そなたらを勇者とその仲間と認めよう！ さあ、行け！ 真琴よ！」
「あぅ、分かった」
よく分からないけど、偉そうな相手の言うことは素直に聞いてしまう真琴。
まぁ、今すぐできるかというと無理で、いつもならその内忘れてしまうのだが、そこは王様、会う度にこの話をするため、いくら真琴でも忘れようがない。
「メダルのにおいがする」
城の中を探して、王の父親の部屋から『ずるっこの本』とすごろく券を。
城の花壇や篝火の脇から、小さなメダル×２を手に入れた。
また城下の教会からは『くじけぬ心』、『頭が冴える本』。
宿屋からは毒消し草、満月草。
民家からは革の帽子、小さなメダルを入手した。
毒消し草、すごろく券といった消耗品以外は売り払う。
また、麻痺を治す満月草は、一人旅では麻痺＝全滅なので、意味が無いのでこれも売ってしまう。
（ここで満月草が入手できると言うことは、麻痺攻撃をしてくるモンスターがこの周辺に現れるということなんですけど）
「あ、犬」
「うーっ、わん、わん！」
「あぅ〜っ！」
（そんなに怖がらなくても……）
町外れの木陰にはボビーという犬が居るが、近づくと吠えるだけで動こうとしない。
「こ、怖くなんかないんだからっ！」
などと言いつつも、結局近寄れないため街の外で時間を潰し、犬が立ち去るのを待つ真琴。
夜になって街に行ってみるとボビーの姿はそこにはなく、すごろく券を手に入れることができた。
（犬は宝物を埋めておく習性があるそうですから、これを埋めて守っていたんでしょうか？）
「犬には使えないんだから、これは真琴がもらってあげるー」
犬に脅された仕返しができたことで、上機嫌な真琴。
非常に大人気ない。
「次の街に行きたい」
（ええっ、どうしてですか？）
「あとメダル１枚で、がーたーべるとがもらえるから。祐一も身に付けたら見せて欲しいって言うし」
（……真琴、ガーターベルトって、何だか知ってるんですか？）
「ええっ？ ベルトはベルトでしょ？」
ただのベルトだと思っていた真琴。
美汐の説明を受け驚く。
「ゆ、祐一のエッチ〜っ！！」
ともあれ、試しにカザーブに向かってみる。
途中、さまよう鎧とホイミスライムを倒すと、レベルが１０に。
ダンジョンからの脱出呪文、リレミトを覚えた。
ヒットポイント、マジックパワー共に消耗しきってしまう魔法使い一人旅には便利な呪文である。
カザーブに向かう途中、すごろく場があったので入ってみると、いきなり目の前に人が降ってきた。
「あぅ〜っ！？」
どうやら、すごろくをやっていた人らしい。
「真琴もやってみたい」
（それじゃあ、すごろく券も２枚ありますから、やってみましょうか）
２階に上がって、すごろくにチャレンジする。
すごろくができるのは、１回につき一人だけ。
美汐のカンオケを置いて、サイコロの出目に従ってマスの上を進む真琴。
１回目は、宝箱からブーメラン、命の木の実、落とし穴で終了。
「あぅ、ダメだった」
（でも、敵全体に攻撃できるブーメランが手に入って良かったじゃないですか。攻撃力も、トゲのムチに比べて１ポイントだけですけど上ですし）
２回目は、よろず屋、タンスからすごろく券、草原からキメラの翼を拾って、落とし穴で終了。
（真琴？ ずいぶん時間がかかっていましたけど、どうかしたんですか？）
「……よろず屋に、革のスカートが売ってた」
（欲しかったんですか？ 今使っているカメのこうらと守備力は一緒ですけど、欲しいなら買っても良かったんですよ）
「うん、迷ったんだけど…… こうらの方が何だか安心するから、いい」
（……そういえば、宿屋でもベッドの側に置いて寝ていましたね）
赤ん坊はお気に入りの毛布にくるまっていると安心すると言うが、ソレだろうか？
確かに序盤の魔法使いに、カメのこうらはとても心強い防具ではあるが。
すごろく券を拾ったので、再チャレンジ。
３回目は、力が＋３、−５０Ｇ、−５０Ｇ、そしてクリアー。
景品の鋼の剣と５００Ｇをもらう。
（良くやりましたね、真琴）
「でも、２回もお金落とした」
不幸である。
クリアーして１階に降りると、そこでもう１枚、すごろく券を拾うことができた。
しかしながら、もう充分な結果が残せたので、ここで切り上げ、真の目的地であるカザーブを目指す。
途中、キャタピラー２匹に驚かされ、先制の攻撃を食らう真琴。
「あぅ〜っ！？」
（１０ポイントダメージが２発！？ 真琴、スカラです。スカラを唱えて敵から受けるダメージを弱めるんです）
「う、うん」
スカラで守備力を高めてからでないと、この辺のモンスターを相手にするには危険すぎる。
同じように、マヒが怖いキラービーもスカラで攻撃を抑えて何とか倒し、カザーブに到着。
まずは盗賊の鍵を使って道具屋に。
宝箱から、こんぼうが手に入る。
夜に忍び込んだなら毒針も手に入るのだが、この武器は１／８の確率で敵を即死させる代わりに、１ポイントしか敵にダメージを与えることができない。
この先、対メタルスライム戦ぐらいでしか出番が無いし、売っても全然お金にならないので、ここは無視。
この辺りで夜になるまで外を歩くなど自殺行為だし。
また、タンスからはステテコパンツが手に入る。
「あぅ、変なズボン」
（真琴、それは男性用です！ はこうとしないで下さい）
次いで向かった酒場の２階からは命の木の実、そして毛皮のフードが手に入る。
「ふわふわーっ」
（こちらは女性専用品ですね。守備力もかなりあります）
宿屋のタンスからは、すごろく券が手に入る。
更に墓地から、小さなメダルをゲット。
「これで１０枚目！」
（良かったですね、真琴）
そして、キメラの翼を使ってアリアハンへ。
喜び勇んでメダルの館に向かう。
名前：まこと
職業：まほうつかい
性格：セクシーギャル
性別：おんな
レベル：１０
ちから： ２５
すばやさ： １８
たいりょく： １８
かしこさ： ２４
うんのよさ： ２２
さいだいＨＰ： ３６
さいだいＭＰ： ４８
こうげき力： ４４
しゅび力： ３９
ぶき：ブーメラン
よろい：カメのこうら
たて：おなべのフタ
かぶと：けがわのフード
そうしょくひん：ガーターベルト
ルイーダの酒場で祐一と会う真琴。
「どう、祐一。真琴だって、ガーターベルトはいたら充分エッチなんだからねーっ」
ガーターベルトは、守備力が＋３される他、性格を『セクシーギャル』に変える効果がある。
「真琴、知ってるか？ ガーターベルトのベルトは下着の下になるようにはくんだぞ」
「そ、それくらい知ってるもん」
「ん〜？ 本当かぁ？」
「美汐にちゃんと教えてもらったんだもん。ほら」
「どれどれ？」
（何やってるんですか、二人ともっ！）
「あうっ！？」
「チッ」
（あ、相沢さん！ 今「チッ」って言いましたね、「チッ」って！！）
「それは天野の見間違いだ」
（目は関係ありませんっ！）
「いや、冗談だから」
（相沢さんの冗談は、冗談で済まないんですから…… 大体、誰も止めなかったらどうするつもりだったんです？）
「天野に期待してたんだ」
（そんな期待、要りません）
そんな一幕もあったが、ともかく新たな装いで冒険に臨む。
つづく
■ライナーノーツ
>「もう止めてぇ！ 真琴のマジックパワーはとっくにゼロよぅ！」
元ネタは有名な遊戯王のアニメから。
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